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緩和ケア専門委員会

東北地方における緩和ケアの現状

  1. 緩和ケア病棟は著しく少ない
    青森2施設:秋田1施設:岩手0施設:山形2施設:宮城3施設:福島1施設
  2. 急性期病院における緩和ケアチームはがん診療連携拠点病院も含め結成されつつあるが実質的な活動を行っているチームは非常に少ない(全国と同様)
  3. 認定看護師は緩和ケア27名、がん性疼痛10名
  4. 在宅緩和ケアは東北地方で普及している
  5. 緩和ケアを担当する医師として外科医が多い
  6. 医療用麻薬の使用量は東北地方が全国トップを占める

緩和ケア専門委員会の活動目標

緩和ケアを基礎とした
包括的がん医療の確立を目指す

早期から終末期まで
病院から地域まで
継続性のある
緩和ケア提供体制の確立

緩和ケア専門委員会の活動方針

  1. 急性期病院における緩和ケアの普及を目指す
    緩和ケアチームの育成と質の向上
    ●医師の育成;日本緩和医療学会委託のPEASEプロジェクトの開催
    ●コメディカルの育成:看護師・薬剤師を対象とした講演会の開催
  2. 緩和ケアにおける地域連携の推進
    地域医療従事者を対象とした講習会の開催
    福祉介護関係者を対象とした講習会の開催
  3. 緩和ケアに関する情報の共有
    メーリングリストの立ち上げ
    東北地域で開催されている緩和ケア関連の講演会、講習会の案内
  4. 緩和ケアに携わる人材育成
  5. 緩和ケアに関する地域住民への啓発
    市民講演会の開催

緩和ケア専門委員会の委員の募集

  • 各施設からの推薦で委員を募集する
    医師、看護師、薬剤師、リハビリ、その他
  • 部会(作業班)をつくる
    医師部会看護師部会薬剤師部会リハビリ部会

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